写真と街研究所 キックオフミーティング

2018.8・11 18:00-
写真と街研究所の第一回目のSTUDY件キックオフミーティングが行われました。
写真教室の生徒さんを中心に、
「私も写真で何かしたい!」と熱い思いを持っている27名の皆様と、
写真を使ってどんなことができるかを考えます。
|| 人の困りごとを考える ||
まずは写真に関係なく「人が困っていること」を出し合いました。
- ママ友の誘い
- 人の繋がりがうすい
- SNSを気にしすぎ
- 人の気配を察することがない、スマホ、イヤホンで自分の世界で人とぶつかっても平気
- 子供が忙しすぎる
- 残業が多い
- 仕事でストレスを抱え、体調を崩す若い人が多い
などなど、たくさんのざっくばらんなご意見が出ました。
現代ならでは、の意見が目立ったように思います。
お次は
|| 街の困りごとを考える ||
人の次は街です。街の困りごとって何でしょう?
- ポストに折込チラシ
- 空き家が増えている
- 車がないと不便
- 道路の道がガタガタ
- 遊ぶところが少ない(こども&お年寄り)
- 草ボーボー
- 道端のゴミ
- 災害時不安
- こどもをみんなで育てることが少なくなった
こちらも次から次に出てきます。
多かったのは「交通の問題」「景観の問題」「人の関わり方の問題」でしょうか。
続きまして、今度は「写真」という軸から。
|| 写真に関わって変わったこと ||
お集まりいただいた方は写真教室で最近写真を始めた方が多かったので、
どんなことが変わったかを聞いてみました。
- 友人が増えた
- 知らない人と話すことが増えた
- 年齢の差を感じない仲間が増えた
- 身近な美しいものに気づくようになった
- ものを見る目、見方が変わった
- 街をよく見るようになった
- 寄り道が多くなった
- 外に出る機会が増えた
実はこの質問の答えが一番多かったです。
みなさん始める前と後でたくさんの変化があったようです。
このあとにも「写真で喜んでもらえたこと」「写真に関することでお願いされたこと」を
伺いましたが、そちらは大半の方が、
友人に結婚式の撮影をお願いされて喜んでもらえた、
職場の慰安旅行の写真集が喜んでもらえた、など
誰かの記念や行事のために撮影し、その成果物を喜んでもらえた、というご意見でした。
そして最後に「写真と街研究所」の拠点としての
「ナナツモリ(奈良)」「MEMORI(神戸)」に
どんな機能があれば嬉しいかをお伺いしました。
|| ナナツモリ・MEMORIにあったらいいこと ||
- 写真関連の書籍が集まる図書館
- 有名カメラマンのワークショップ
- 自習室
- スタジオレンタル
- ものづくりワークショップ
- 地域を楽しくする場、機会
- 写真集に特化した読書会
- 子供を預かってほしい
- 公募展
- いろいろな人の写真がみたい
- 田村相談室
こちらもた〜くさんのご意見をいただきました。
さて、以上を踏まえて「写真と街研究所」がしていくことがなんとなく見えてきた気がします。
写真と街研究所のしていくこと
- 写真コミュニケーションを通して人の繋がりを作る
- カメラを好きになることで街を好きになる
- 写真を通して人に生きがいを与える
- 誰もが気軽に立ち寄れる写真コミュニケーションの拠点を作る
まだはっきりと定義づけしたわけではないですが、
上記のようなことを一つずつ固めていければと考えています。
そしてそのためにもMEMORIに新たな機能を設けることにいたしました。
1 写真図書館
2 写真工作室(写真展の準備・写真の宿題・物作りができるスペース)
3 田村相談室(月2回・写真の相談ができる機会)
4 レンタルスタジオ
以上を早速稼働していく中で、たくさんの方に写真を楽しんでいただきたいと考えています!
第二部のアフタートークは持ち寄っていただいた美味しいご飯やお酒を飲みながら
写真に関することからそうでないことまで(!)、大盛り上がり。
これからもMEMORIではこのような会を設けてまいりますので、
ご興味ある方はぜひご参加ください。
次回は9/15の18時から第1回写真nightを予定しております!