blog シン・ヒビノコト
あけましておめでとうございます
すっかり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
幻の美術館続編はいったん置いておきまして、
新年の御挨拶を。
年末、いつもより早めにお休みをいただき千葉の実家に帰りました。
毎回帰る時には、1つでも多く東京で行われる展示を見たい!、と
思うのですが、今回はハナから諦めムード。
家族や友人と過ごすことに決めていた帰省は、
あっという間で、楽しいものでした。
そのうちの1日、幼馴染の女の子と会う約束をしてました。
家の近くで会う予定が、時間より少し前、実家のチャイムが鳴りました。
インターフォンに出たのは母で、その向こうには懐かしの友の顔。
少し早くついたから、と訪ねてきてくれたのですが、
何十年ぶりのこの感覚に私はジーンときました。
あーすかちゃん、あーそぼ、の世界です。
もうすっかり母親になった幼馴染と、
良い年したおばさんの私と、
おじいちゃん、おばあちゃんの母と父。
でもその瞬間、私は一気にタイムスリップしたかのように
あの懐かしい時代に戻りました。
結局、いつも、その瞬間が来た時には変わりがなくて、
過ぎたものではなく、常に自分とともにあるものなのだなと感じました。
母は母になった時の自分がそこにいて、でも彼女にはきっと若い時の姿もあって。
それぞれ、なんにも変わらず、ただただ時間だけが過ぎていくのだなと思います。
今年も良い年になることを祈っています。
少しでも多くの方が、ナナツモリで大切な時間が過ごせるよう頑張ります。
2017年もどうぞよろしくお願いいたします。
2017-01-10 | Posted in blog シン・ヒビノコト |